株はギャンブルではない
株をギャンブルだと思っている人も多いだろう。
はっきり言って株はギャンブルではない。
もし、株式投資がギャンブルだとすれば、国や銀行、保険会社などが自ら金を捨てている事になり、私たちが納めた税金も捨てられている事になる。
株式投資という資産運用で、企業を支える事により世界経済がなりったているのだ。
ギャンブルといえば、代表的なものに宝くじを連想する。
例えば、宝くじを10万円分購入した場合、宝くじが一等の確立は約1000万分の1である。
ほとんど当たる可能性がなく、ただ10万円を損して終わるだろう。
しかし、株の場合は10万円分株を買って損失が出たとしてもリスクをコントロールすることにより、損失を抑えることができるのだ。
つまり、保有している株の企業が倒産しない限り投資したお金がすべてなくなることはないのである。
これが大きな違いなのだ。
だが、勘違いしないでほしいのは、
- 「株主優待がつくから」
- 「テレビや雑誌で紹介されていたから」
などの理由で買うのは明らかにギャンブルと同じである。
なぜかと言うと他人に左右されて何の根拠もないのに株を買うと必ず長期的に見て損をするのは当然だからだ。
また、損失が出たから取り戻そうと売買を繰り返して、損失を膨らませるのもギャンブルだ。
株は、リスクをできるだけ小さくして、一歩一歩利益を上げればやり方しだいで手持ちのお金が2倍にも3倍にも増やすことができるのである。