アービトラージとは、密接な関係のある金融商品を別々の市場で取引することで生じた価格の歪みを利用し利益を上げる取引のことをいう。

アービトラージ

  • アービトラージ

アービトラージとは、2つの市場間で密接な関係にある金融商品を取引することで生じた価格差を利用して、高いほうを売り、安いほうを買うことで、利益を上げる取引のこと。

アービトラージは「裁定取引」や「サヤ取り」ともいい、一般的に現物と先物の間での価格差を利用することが多い。

例えば、日本の株式市場ではよく日経平均と日経平均先物との間でのアービトラージが多く、この2つは相関関係にあることから、両者の価格差を利用して利益を得ることができる。

まず、日経平均から日経平均先物の理論価格を算出し、この理論価格が日経平均先物を上回った場合、日経平均先物を買い、日経平均を売る、逆に理論価格が日経平均先物を下回った場合、日経平均先物を売り、日経平均を買う。

例えば、日経平均が12,000円、日経平均先物が11,000円だった場合、アービトラージ取引では、安いほうを買い、高いほうを売るから、この場合は日経平均を売って日経平均先物を買うことになる。

このようなアービトラージを専門に行うトレーダーを「アービトラージャー」という。

アービトラージは、関連性がある金融商品の価格の歪みを利用して、利益を上げるが、もともと似た金融商品であるため価格差は少なく、大きな利益を上げるには、資金力が必要である。

  • 理論価格の計算式⇒「現物価格×{1+(短期金利−配当利回り)×満期までの日数/365}」

株式用語・経済用語集

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行
ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

サイト内検索